【美味しい農産物は、良い苗から】
大山町のカンダシード株式会社さんにおじゃましました！　国内での採種（農作物の種をとること）は容易ではなく「生まれは海外、育ちは日本」という野菜も多いなか、カンダシードさんでは純国産にこだわった種苗生産をされています。この日の作業はキュウリの接木（つぎき）。実をつける部分や葉っぱは美味しいキュウリの苗ですが、根っこの部分は病気に強い他の植物の根にする技術です。台木となるカボチャの双葉の真ん中に穴を開け、入りやすいように先をカットしたキュウリの茎...を差し込みます。お互いが修復しようとする力で、本来別々の植物だったキュウリとカボチャがくっつき、おいしいきゅうりを実らせます。
作業をされているのは、今年度入社された広田香織さん。「種苗会社で働きたい！」という強い想いをもって、カンダシードさんに入社。難しい接木の作業も「もう慣れました」と、時折笑顔を向けながら、集中して取り組まれる姿はまさに「職人」という言葉がピッタリ。
こんな風に熱い想いを持った方々が美味しい農産物づくりの「縁の下」になっているんですね♪

カンダシード株式会社
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